産地訪問

実施設計と工事監理の合間を縫ってエキスパンドメタル工場の
見学に行って来ました。

お世話になったのは国内最大のエキスパンドメタルメーカーの関西鉄工さん。

通常エキスパンドメタル(以下EX.M)は道路のフェンスや工場などの
キャットウォークに利用されている材料です。

ただ見方によっては非常に面白い材料です。
透光性が高く、見る角度によって光の入り方に方向性のあるユニークさを
持っています。
鉄板を切断して伸ばすのでコストも安くあがります。
よく使う材料ですが、製造工程を見学させてもらうのは初めての経験です。
担当して頂いた谷口さんにEX.Mの特性と製造過程での歪みの考え方、
最大製作寸法、切断、曲げに際しての注意点、バリのとり方や
ステンレスEX.Mについてなどカタログには載っていないマニアックな事を
教えて頂きました。


工場内観ごく一部です。



写真でよく見るエキスパンドメタル製造機



出荷前にならぶEX.M(写真はカツラダタイプです。魚の鱗に似ていますね。)

材料の出来る現場を見て、その道のプロに色々尋ねることは大変勉強になります。素材にこだわるシェフが産地に出向くように、設計者は素材を生み出す工場に出向く事が必要です。

いつ来ても工場見学は楽しいですね、子供の頃のようにワクワクします。
小さい頃にいつも遊んだボイラー工場や、祖父の会社の倉庫で重機や大型の機械に囲まれて育った影響かも知れません。
どうやら私の心象風景は工場にあるようです。
ではまた。

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