地理風土

熊野古道

杉本です。梅雨の時期が近づいてきましたね。 明日も雨の中、和歌山県新宮に出張です。 現在、新宮市近辺で3件の現場が進行しています。 これを機会に熊野古道について勉強しようと何冊か本を購入しました。
大阪から新宮に車で行くには、いくつかのルートがあります。 紀伊路 中辺路(田辺市からの中辺路を通るルート) 紀伊路 大辺路(田辺市からの海岸ルート) 紀伊路 小辺路(高野山から本宮を通るルート) 伊勢路 (三重海岸ルート) 大峯道 (正確には山伏の修行道なので違いますが、奈良山越えのルート) 新宮に行く時は、他の仕事の兼ね合いや、所要時間、ドライバーのテクニック(笑) などを慎重に考えてルートを選択します。
熊野詣では車のある今の時代でも一日がかりのひと仕事ですが、車のない時代は どのルートも遠く険しい命がけの旅路だったんだと想像します。 京都からの参拝の往復で20日〜30日もかかったそうです。 平安時代末期の「梁塵秘抄」に 「熊野へ参るには、紀路と伊勢路のどれ近し、どれ遠し、          広大慈悲の道なれば、紀路と伊勢路も遠からず。」 とあります。 いつも仕事でせわしなく通り過ぎる熊野古道。 仕事なのでさすがに昔の人にならって歩くのは無理ですが(笑) たまには道中の湯で身体を休めて、熊野の風土をゆっくりと味わってみたいと思います。