こんにちは、井上です。
松原の家が無事に竣工しました。
初めてお話をいただいてから約3年。
最初から担当していたので僕にとっては、とても思い入れのある作品になりました。
同時に茶室のある住宅を設計させていただく、希少な経験にもなり成長させていただきました。
先日、撮影に同行した竣工写真が届いたので一部ご紹介します。
後日HPのWORKSにもアップしますので、是非ご覧ください。
こんにちは、井上です。
松原の家も竣工に近づき、先日植栽の工事が行われました。
殺風景だった中庭部分も
今回は、紅葉を2本入れたのですが株立ちと山取りと種類を分けており葉の付き方や立ち方が違い、表情を出しています。
以前から育ていて思い入れのあるドウダンツツジも移植でき、クライアントにも満足していただけました。
茶室からも
和室からもヤマモミジが綺麗に見えるように傾きを考慮し、庭師の方と現場で検討しました。
植栽工事に直接立ち会うことは、初めてだったので貴重な経験になりました。
建築物だけでは達し得ない景色が庭を取り入れる事によって到達する。
そこまで大それたものではないですが、建築は植物と密接に関係しているんだなと
改めて感じる機会になりました。
こんにちは、井上です。
松原の家の現場監理を行いました。
前回決定した雨戸の塗装が完了しており、外観が完成されてきました。
今回、和の要素が強いデザインなので真鍮を多く仕様しています。
雨戸はそれを象徴するもので、ノイズレスレール(堀商店)や雨戸の丸ビス、
その他金物も真鍮です。
丸ビスは、近づかないとわからないですが、レールは濃いトーンで構成された
外観にアクセントを加えてくれています。
松原の家も竣工に近づいてきており、仕上げ・外構等の検討が佳境に入ってきました。
現場に遅れが出ないよう、早め早めの検討を心がけようと思います。
残り1ヶ月と少し。
現場監督さん、関係業者の方々よろしくお願いいたします。
こんにちは、井上です。
昨日は、近畿地方で木枯らし1号が吹いたそうで本日も涼しい朝ですね。
そんな中、梅雨時に着工した松原の家の工事が順調に進んでおり
先日、外壁を塗り終えました。
外壁は、クライアント希望の黒でまとめており破風を板金のシルバーに
することでメリハリを付けています。
手前の茶室と2階に設けられた雨戸もアクセントになり、ファサードに
表情を与えてくれています。
こちらが雨戸の塗装サンプルです。
外部であることと、雨戸がくっきり目立たないことを考慮し
一番下のウォルナット(キシラデコール)でまとめることとなりました。
そして、手前の平屋 茶室部分は最初の写真ではわかりづらいですが
校倉というデザインの外壁で左官職人にくし引きの金物を使ってもらい
手作業の暖かみが感じられる外壁となりました。
この校倉は切妻屋根の三角形部分がとても難しく、綺麗に塗るために
サンプルを作成し確認の上、本番に臨んでいただきました。
来月のはじめには足場も外れ、内装の工事と平行しながら
外構も施工していきます。
年末の竣工に向け、忙しくなりますが現場監督、職人の皆さん
もう一踏ん張りよろしくお願いします!