龍川です。
先日、「モンガタのイエ」が無事竣工を迎え、竣工写真の撮影に同行してきました!
カメラマンさんは建築写真家の「今西 浩文」さんです。
1度、台風のため写真撮影を延期したこともあり、天候を心配していましたが、しっかり青空を見せてくれて、一安心です。
クライアントのご家族にも、竣工の記念も兼ねてモデルとして参加して頂けました。
家族の温かさが伝わる、本当に良い写真を撮れました。
クライアントご家族と今西さん、ご協力頂き、どうもありがとうございました!!
龍川です。
先日、「モンガタのイエ」の外部仕上げ工事を確認してきました。
まず屋根はガルバリウム鋼板竪ハゼ葺きです。立ち上がったハゼの部分で板金を次いでいるため、勾配が緩くても雨仕舞い的には安心です。
次に外壁です。
今回、「モンガタのイエ」では2種類の外壁を使い分けています。
目につきやすく、メンテナンスが容易な1F部分には焼き杉板を採用しています。
風合いがあり、クライアントご家族にあった温かみを感じさせてくれる外壁です。
コーナー部分も大工さんの相談して綺麗に納めてもらっています。
2F部分はサイディング張りの上に、弾性リシン吹き付けを採用しています。
将来的なメンテナンスを考え、ひび割れのしにくい弾性の骨材の入った塗装材です。
少しつぶつぶの骨材が入っており、色も焦げ茶色で汚れが目立ちにくく、落ち着いた温かい印象になります。
こちらは外観のアクセントになる木製ルーバーです。
少し塗りムラが出来ていたので、後で職人さんに上塗りをお願いしておきました!
龍川です。
先日、「モンガタのイエ」の現場監理に行ってきました。
今回の監理の主な目的は建物の性能に関わる部分の確認です。
まずは外壁の通気の確認です。
建物の外壁は太陽によって暖められた空気が外壁に作った通気層という所を通って、熱がたまらないようにしています。
今回「モンガタのイエ」では一階部分は焼杉板の縦張りのため通常通気部材は横になるのですが、それではしっかりと通気が行えないので、ひと手間加え、格子状に通気胴縁を施工して頂いております。
また屋根も同様に写真のように通気の層を設けることで、熱が溜まらない工夫をしています。
こちらは屋根のガルバリウム鋼板の水切りの形状の確認です。
水切りの長さや形状を見て、外壁に雨水がかからないようにしっかりと水が切れるかを職人さんと相談しながら決めて行きます。
また室内側に断熱材がしっかり施工されているか確認します。
このように目に見えない、一般のクライアントが分からない所を確認するのも設計事務所の大切なお仕事ですね。
引き続き現場監理頑張って行きます。