記憶に残る経験

杉本です。
今日から新年度。桜もほころびはじめ元号も決まり、すっかり春めいてきました。
春になると外に出たくてウズウズしてきますね。
今年の春は、前からいつか行きたかったここに行ってみようと思います。



海津大崎の桜は、陸からは何度も見た事はあるのですが、いつか子供が大きくなったら、一緒に琵琶湖からカヌーを浮かべて見てみたいと思っていました。

子供達もこの春で小学校4年生と2年生。
わたしもこのころに父親にキャンプや釣りに連れて行ってもらった沢山の思い出があります。幼少の頃の経験なのに、いつまでも頭から離れない風景。この数年の間にいくつそういう経験を一緒に共有出来るか。親として出来る限り頑張ってみたいと思います。

ヘリテージマネージャー講習終了

杉本です。
昨日、昨年から取り組んでいたヘリテージマネージャーの講習がやっとのことで終了しました。1日だけ仕事で出れなかったので、まだ補講を受けなければいけませんが。。。

月に二回の土曜日終日講習と、実際に古い民家を実測から活用計画までを計画して発表まで。。。なかなかタフな講習でした笑


ヘリテージマネージャーという資格はほとんどの方が初めて聞く資格だと思います。

ヘリテージマネージャーとは

簡単に言うと歴史的建造物を保存活用していく為の資格ですね。
新築の物件もいいですが、時代は「スクラップ&ビルド」から「ストック活用」の時代です。時を経た味のある建物を大切に使って行く事も、私達建築士に与えられた大切な職務です。

シンクスタジオも開設15年。常に研鑽を重ね新しい事にトライしていかないといけません。古い建物を所有しておられる皆様、どうぞシンクスタジオにお気軽にご相談ください!笑

南方熊楠記念館新館

杉本です。
先日、天気があまりに良かったので現場帰りに白浜に少し寄り道して帰りました。目的は前から見たかった南方熊楠記念館新館。
学校の設計で有名なシーラカンスという一風変わった名前の設計事務所がありまして、その代表の小嶋一浩さんが二年前お亡くなりになり遺作となった建物です。

南方熊楠と言えば、粘菌の研究などで有名な和歌山の生んだ偉人。

亜熱帯の植物のうっそうと茂る階段を上がると、建物エントランスがあります。


全体像はこんな感じ。
田辺湾に突き出た番所山の頂上に敷地は位置します。
奥にある四角の建物が旧館。手前の曲線の建物が新館。
フォルムは熊楠の研究した粘菌のような、白鯨が岬に打ち上げられたような形態をしています。


三層吹き抜けの上部から、自然光が注ぐ光井戸。

光井戸上部。

白浜で一番見晴らしのいい展望台。

エーゲ海のサントリー二島のような青い海と白い建物。
心地よいひとときを過ごせました。

熊野古道

杉本です。梅雨の時期が近づいてきましたね。
明日も雨の中、和歌山県新宮に出張です。

現在、新宮市近辺で3件の現場が進行しています。
これを機会に熊野古道について勉強しようと何冊か本を購入しました。

大阪から新宮に車で行くには、いくつかのルートがあります。

紀伊路 中辺路(田辺市からの中辺路を通るルート)
紀伊路 大辺路(田辺市からの海岸ルート)
紀伊路 小辺路(高野山から本宮を通るルート)
伊勢路 (三重海岸ルート)
大峯道 (正確には山伏の修行道なので違いますが、奈良山越えのルート)

新宮に行く時は、他の仕事の兼ね合いや、所要時間、ドライバーのテクニック(笑)
などを慎重に考えてルートを選択します。

熊野詣では車のある今の時代でも一日がかりのひと仕事ですが、車のない時代は
どのルートも遠く険しい命がけの旅路だったんだと想像します。
京都からの参拝の往復で20日〜30日もかかったそうです。

平安時代末期の「梁塵秘抄」に

「熊野へ参るには、紀路と伊勢路のどれ近し、どれ遠し、
         広大慈悲の道なれば、紀路と伊勢路も遠からず。」

とあります。

いつも仕事でせわしなく通り過ぎる熊野古道。

仕事なのでさすがに昔の人にならって歩くのは無理ですが(笑)
たまには道中の湯で身体を休めて、熊野の風土をゆっくりと味わってみたいと思います。