杉本です。
先日、上芳養のコートハウスが無事竣工を迎え、
竣工写真撮影を行いました。
撮影はアトリエワンの今西さん。
カテゴリーアーカイブ: 上芳養のコートハウス
上芳養のコートハウス -内部造作工事-
龍川です。
あいにくの雨になってしまいましたが、上芳養の現場に行ってきました。
外壁の吹き付け塗装が完了しています。
こちらは玄関のくりのフローリングです。
表面には「なぐり」と呼ばれる凹凸の加工が施されています。
こちらは和室の吊り鴨居です。
梁からステンレスパイプで鴨居を吊って支持しています。
扉で予備室と仏間を間仕切できるようにしているのですが、
天井はオープンとして繋がりを感じるように、吊り鴨居としています。
下から貼っているのですが下から見ても、ビス等で留めてある様子が見当たりません。
手間はかかりますが大工さんがより綺麗な納まりになるように、はめ込み式+天井内から隠しビスの工夫して頂いています。
そういった細やかな気遣いが、本当にありがたいですね。
こちらはLDKのレンジフードです。
キッチンは対面式としていますので、吹抜天井の場合納まりが悩む所ですが、
今回はレンジフードのダクトは化粧塗装現しとして、こちらも梁から吊る予定です。
これによりスッキリとしたセンターキッチンになる予定です。
納まりが気になっていた箇所が徐々に終わりが見えてきましたが、
最後まで気を引き締めて現場監理進めて行きます!
上芳養のコートハウス -焼杉板外壁-
上芳養のコートハウス -庇の見せ方-
龍川です。
上芳養の現場に行ってきましたので、そのご報告。
外周部の工事が着々と進んでいます。
屋根板金と外壁の透湿防水シートと通気胴縁まで完了しています。
今回、外観の見せ場のひとつである縁側、アプローチ、カーポートへと一続きとなった庇が出来てきました。
庇が綺麗に見えるように何度も3Dパースで検討していた部分です。
屋根板金を薄く見せるために軒裏部分を屋根より下げています。
これにより薄い金属屋根が乗っているようなスッキリとした見た目になるように施工して頂いてます。
また寄せ棟屋根部分の棟押えはコーナー部分の最後まで行かず、最後のコーナー部分を馬乗り掛け納めとしてもらい、こちらも下から見た時に軒先の水平ラインが通るような納まりとしています。
軒先部分はつかみ込み納まりとして、竪ハゼ部分の軒先部分を折り込んでもらっています。こちらも下から見た時にスッキリとした印象になります。
些細なことですが、屋根を綺麗に見せるこだわりがたくさん詰まっています!
上芳養のコートハウス -現場監理-
龍川です。
先日、上芳養のコートハウスの現場に行ってきました。
上棟式から約1週間程が経ち、外周部の構造用合板とサッシが入っています。
石塀と縁側の深い庇が自然豊かなこの土地らしい家の趣を感じさせてくれそうです。
屋根のルーフィングとその取り合いの板金処理も終了しています。
LDKです。小屋組部分を現し、天井高さのある空間です。
ハイサイドライトを設置することで、空が感じられる広々した空間です。
こちらは梁の一部に溝が入っています。
LDKの照明はダクトレールのスポットライトで計画しているため、梁巾を1サイズアップして、ダクトレールを綺麗に納める工夫をしています。
後で施工が大変なので棟梁にお願いして、上棟前に溝彫りをお願いしました。
手間のかかる作業ですが、できた建物の仕上がりに大きく関わる大事な部分ですね。