こんにちは、井上です。
KDLオフィスが無事に竣工しました。
普段、住宅の設計をしているとインテリアの設計は
設計期間も工事期間も目まぐるしいぐらいに早く感じます。
全体的にたくさんの彩りを加えれたので、とても楽しげで明るいオフィスになりました。
先日エルメンドルフさんに撮影していただいた写真が届いたので一部をご紹介します。
後日HPのWORKSにもアップしますので、そちらも是非ご覧下さい。
杉本です。
5月に入り、過ごしやすい時期になりましたね。
私今年のGWは人並みにお休みを頂き、滋賀県の高島アトリエでゆっくりと過ごしました。
先日プレゼンさせて頂いた亀岡の保養所のリニューアル工事。
建物が大きく三棟あるのですが、段階を追って進めさせて頂くことになりました。
まずは、会議室棟(一号棟)からスタートします。
五月末の安全大会までにまずはインテリアを完成させます。
内装素材の検討を進めています。
写真は天井に使うパンチングの波板のサンプル検討をしています。
素材はアルミが良いか、ガルバが良いか、波のピッチやパンチングの開口率など
要領よく短期に決定しないと工期が間に合いません。
色々と製作が難しいこともあったのですが、無事に各素材の検討を終えて、
残すは工期に間に合わせるのみ。
月末の工事完成を目指して、現場はGW中も休みなく進んでいます。
杉本です。
茨木のリノベーションが無事引き渡しを終え竣工写真が届きました。
写真家はいつもの母倉さん。
茨木のリノベーションはRC造地上3階地下1階の住宅。
地下は駐車場、一階はお母様の家、二階が水廻り+LDK+夫婦寝室、三階が子供三人の個室という構成。
その中の二階部分だけのリノベーションです。
初めて建物を見せて頂いた時の印象は、床面積が大きい家の宿命で、家の中心部が暗く広がりのない印象でした。
また敷地の西側に池があり恵まれたロケーションだったのですが、西側だったためか窓をふさぎがちで活かされていないと感じました。
躯体は昔の建物のため、高さも低めで、床面積は広いけれども伸びやかさがないと感じる原因になっていました。
シンクスタジオからの提案は限られた建物の中で、視線の距離を取ることで広がりを目指すことをテーマとしました。
構造の梁を避けて可能な限り天井を高く折り上げ天井とし、収納もロの字型の壁面収納としました。
凹んだ部分に間接照明を入れることで視線を天井や凹んだニッチに集め、視線の距離感をだすことで面積以上の広がりを持たせました。
また窓ガラスの性能を上げることで、周囲の景色を取り込み、視線を外に向ける工夫もしています。
インテリアは建物と一体化した壁面収納とすることで収納量を上げながらもホテルのようなスッキリとしたインテリアにまとめています。