龍川です。
高槻のオフィスの現場に行ってきましたので、ご報告致します。
隣の神社の借景を利用したオフィスの窓です。
内部の石膏ボードが施工され、ようやく室内のサイズ感が見えてきました。
天井いっぱいの間仕切りガラスが入る枠のため、高さ2.4mで幅が3.2mほどある大きな木枠だったので、大工さんは施工に苦労されていました。
太陽光の入る明るい空間です。
これから竣工に向け、現場は佳境に入ります!
最後まで気を抜かずに、現場監理進めて行きたいと思います!
龍川です。
新宮佐野の平屋がいよいよ完成間近です。
壁と天井のクロスが貼り終え、照明も入っています。
天井高さが3.85mあるので少し照度が心配だったのですが、高照度の照明を採用したので問題無さそうです。当然、照度は計算上問題無いと分かっていても、明るさの感覚は仕上げの色味でも感じ方が全然違うので、どうしても現場で確認するまでは心配でしたがこれで一安心です。
こちらはリビングです。
TVを設置する壁はライトグレーのアクセントクロスにしています。またその壁の裏に小上がりになった4畳のタタミスペースがあります。
ちょっとした空間ですが、まだ小さいお子様のお昼寝スペースやアイロン掛け、洗濯物を畳んだり、来客時の寝室としても使えそうなフレキシブルなスペースです。
アーチ型の開口が子供心をそそる可愛らしさですね。
子供室の上はロフトになっていて、将来お子様のベッドルームになる予定です。
順調に現場が進んで一安心です。
残す内部は美装と補修工事。外部は土間コンクリート工事です。
最後の最後まで現場の方々、気を引き締めてどうぞよろしくお願い致します!
龍川です。
高槻のオフィスの現場が着々と進んでおりますので、ご報告。
現場に着くと、養生から外壁がちらっと見えています。
シルバーの外壁で存在感があります。
個人的にスパンドレルのまっすぐのラインとキューブの形が清掃業のオフィスというクリーンなイメージととってもマッチしているなと勝手に思っています。w
屋根部分の笠木も無事施工が終わっています。
続いて内部の様子です。
外周部のグラスウールの断熱材が施工され、軽鉄工事が行われています。
自分の担当物件では軽鉄工事は初めてだったので興味津々でした。
木下地に比べると、横の胴縁材が無い分なんだか下地がスッキリとした印象です。
実は少し分かりにくいですが、この外周部の軽鉄(シルバー色の部分)は構造の横胴縁(赤色の部分)とは1cmだけ離して施工しています。
これには2つ理由があります。
1つは外周部の胴縁がまっすぐに施工できていない場合でも、室内の壁をまっすぐに作るための「クリアランス」として空けています。
一見まっすぐに見えても、外周部の横胴縁を全て均一な位置で取付けするのはとても難しいです。
極端な話ですが、もしそのまま内壁の下地を外周部の横胴縁にくっつけて作ってしまうと壁が湾曲して仕上がってしまう可能性もあります。
そこで内部の壁下地である軽鉄は横胴縁とは離して施工することで内部の壁はしっかりとしたまっすぐな壁を施工することができるのです。
2つめは「熱橋の防止」です。
熱橋とはその名の通り熱の橋です。
鉄骨造は構造体自体が鉄のため熱が伝わり易いです。温度変化の多い外周部の構造体と内壁の下地材を離すことで、熱が伝わりにくくなるように工夫をしています。
たかが1cmのクリアランスですが、実は設計者としては大きな意味を持って図面を書いています。
それが現場に反映されていて一安心でした。
引き続き、まだまだ暑い日々ですが現場監理を頑張って行きたいと思います!
龍川です。
8月ももうすぐ終わりですが、まだまだ暑い日々が続いています。
先日、新宮佐野の平屋の現場に行ってきましたのでその様子をお伝えします。
外部の足場がとれています。外観の全貌がようやく見えるようになりました。
改めて、間口の広さを感じます。
続いて内部は造作工事が終了しています。
今回、ダイニングの壁の一面をインテリア用の桧合板を千鳥貼りにしています。合板部分の開口は上部をアーチ型状にして、四角い空間の中でのアクセントにしています。
またキッチンの立ち上がり壁は、レッドガム合板を使っています。
法律上階数には含まれないロフトは、天井高さが1.4mしか作ることができません。
ただこの1.4mという天井高さが何とも心地の良い空間です。大人は腰をかがめなければ歩けないですが、小学生低学年くらいの子供は立って歩ける高さです。
子供室に面した細長い廊下状のロフトからダイニングキッチンに面した大きいロフトに繋がります。
個人的には秘密基地みたいな空間が何ともたまらないです。
このロフトは若いご夫婦にとって、これから変わりゆく家族の人数や住まい方にフレキシブルに対応するための空間です。
時には納戸に、時には子供の遊び場や勉強スペースに、時には趣味部屋にと、将来どんな使われ方をするかこれから楽しみです!
龍川です。
高槻のオフィスの現場で外壁工事が進んでいます。
こちらは外壁の「ガルバリウム鋼板のスパンドレル」が施工されています。
2階〜3階までの約7m程のものを1本物で施工して頂いています。
「スパンドレル」は鉄骨造の揺れを上手に逃がしてくれる外壁材ですので、今回の建物にもぴったりです。
ただし、どうしてもスパンドレルはひとつひとつが巾約120mm程度のため、あまりに小さくなりすぎるとその部分が施工できなくなったり、変な納まりになってしまうため、初期段階から外壁の割り付けや部材が切り替わる箇所の見切り材などの検討がとても重要になります。
今回は早い段階から監督さんとも職人さんとも打ち合わせできたので、特に多くな問題無く進んで行けそうです。
まだまだ暑いですが引き続き、どうぞよろしくお願い致します!