海老江の家 -軒裏工事-

杉本です。
気づけば六月も中盤。大阪もそろそろ梅雨入りでしょうか。。。

海老江の家は順調に外壁の工事が終わり、足場も取れて次は内部の仕上げ工事が始まります。外壁はガルバリウム鋼板の一文字張り。
高さを三種類使い分けして、凝った表現にしています。

なかなか迫力あるボリュームになりました。
軒裏のレッドシダーもいい感じに仕上がってきました。
建物内部までレッドシダー仕上げが続いていきます。

仕上げ工事を進めると同時に、内部ではついにインナーテラスの水盤の工事が始まります。
水盤は設計者・施工者が時間をかけて知恵を出し合って進めてきた工事ですので、今から出来上がりが楽しみです!

海老江の家 -外壁工事-

龍川です。「海老江の家」の現場監理に行ってまいりましたのでご報告。

現場は外壁の塗装工事が進んでいます。

こちらはサイディング外壁塗装の写真です。

「ゆず肌仕上げ N-20」という仕上げにしています。

黒色の塗装と言っても、いろんな黒色があるので、今回は日本塗料工業会というところで、統一されている色品番で「N-30」という「黒色」を選択しています。

N-0に近づくほど真っ黒になっていきます。

金属板の「黒色」やアルミサッシの「黒色」と比較して、塗装サンプルで「N-20~40」と塗装の仕上げ方も様々ある中から、こちらを選択しています。

普段よく使う黒色より濃い目の黒色だったのですが、なかなか真っ黒でかっこいいですね。

こちらはトップライト部分の納まりです。

元々は1枚の板金板で葺く平葺きで考えていたのですが、どうしても大きいサイズになるとたわみが出てきれいに見えないという、板金屋さんのアドバイスを頂き、前面の一文字葺きと同じような横葺きで、トップライト周りの少しややこしい三角形の部分を納めてもらいました。

こちらは内部のLDKの写真です。

初めて見たのですが、大工さんが一人で天井の石膏ボード張りができるリフトアップの機械で作業していました。とっても作業しやすそうで、下地造作も順調です。

こちらは少しわかりにくいですが、インナーテラスの水盤下地です。

万が一を想定して、2重防水で先にFRP防水を施しています。

水盤上部にトップライトを設けているので、水盤の光が反射してゆらゆか影が映る素敵な空間になる予定です。

建物が大きいだけに長かった下地工事もようやくゴールが見えてきました。

来月からは仕上げ工事が少しづつ始まるので、より気を引き締めて現場監理を頑張っていきたいと思います。

高津気の平屋 配筋検査

杉本です。
先日、勝浦まで配筋検査に行ってきました。
勝浦までは往復8時間の長旅です。

初めて和歌山県の新宮、勝浦で設計させていただいてから、かれこれ6年ほど経つでしょうか。
ありがたいことに、クライアントからご友人のご自宅の設計を数珠繋ぎでご紹介いただき、毎年通わせていただいています。

勝浦の海際から1、5キロほど山側に上がったところに敷地はあります。
以前に設計させていただいた家からほんの200mほどの場所。
勝浦も何度も設計させていただいている土地ですので、地元の設計者のように地域の気候気象の特性を把握しています笑
その中でも高津気は山間の谷地に位置する地域で、日射時間が短いため、貴重な光をなるべく取り込む設計を心がけています。

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肝心の配筋検査は、少しの修正をお願いしましたが、図面通りきっちりと施工されていました。以前からお付き合いのある工事業者さんですので、意思疎通もばっちりです。
検査は1時間ほど。お互いの近況などをお話しして現場を離れました。

遠距離の現場になりますので、行った限りはなるべくたくさんのことを打ち合わせて帰ります。その後は工務店の監督さん、板金工事の方、電気工事の方と、気になるところを念のための説明と確認をして打ち合わせは3時間ほど。

朝5時に出て、配筋検査、工事打ち合わせが終わって休憩なしで帰っても帰宅は21時頃です。その日は長距離運転で気が張っていて問題ないのですが、2日後に腰と背中がパンパンになります笑

基礎が打ち上がるとこれからが現場監理本番になります。
安全運転第一で現場監理に努め、しっかりと良い建物にしていきたいと思います。

海老江の家  -板金工事- 

龍川です。「海老江の家」の現場監理に行ってまいりましたのでご報告。

現在現場は板金工事進んでいます。

こちらは外壁の一文字葺きの写真です。

巾約90cm×高さ18cmと25.5cmの板金の板を交互に30cmづつずらして階段貼りして施工しています。

コーナー部分は役物を使わずに曲げ込んで納めてもらっているのでスッキリした見た目です。

こちらは屋根の「たてハゼ葺き」です。

道路側の屋根は外壁の一文字葺きの色と合わせて「ブラック色」の板金で施工しています。

それ以外の道路側からあまり見えない大屋根部分は熱反射率の高い「シルバー色」の板金として、デザイン性と機能性で色を使い分けています。

軒先部分は「つかみこみ納まり」という、ハゼ部分が見えないように、曲げこんでいるのが特徴です。少し手間がかかりますが、屋根がすっきりした印象になります。

こちらはサイディング下地の様子です。下地は通気性のいい縦胴縁として、巾約3m×高さm45cmのサイディングを横貼りにします。大阪市内らしい隣地との隙間ですが、まだ広い方なのでなんとか作業できそうです。

こちらはインナーガレージです。雨にぬれずに玄関に直接アクセスできるので、小さいお子さんのいるご家族には大変便利な空間です。

こちらはインナーテラスの写真です。

写真左側はペントハウスになっており、鉄骨の稲妻階段が設置してあります。ペントハウスの大きな2つの引き違い窓から光が入り込みます。

また写真右側はトップライトが4つ入り、その下に水盤を設置予定です。

まだ養生のブルーシートで覆われていますが、これからどんな風に光が入ってくるのか楽しみな空間で、乞うご期待です。

海老江の家 -水盤&照明 テストサンプル検討-

龍川です。

「海老江の家」の現場に行ってきましたのでご報告。

今回「海老江の家」ではクライアントたって希望で室内のインナーテラスに 「水盤」 を設けています。

外にある「水盤」はよく見ると思うのですが、室内の「水盤」はホテルや大きな施設でないとなかなか見れないです。

なので、施工的にもかなり難しいので工事の初期段階からテストサンプルをつくり監督、業者さん達と打ち合わせを繰り返ししています。

防水のやり方や給排水の方法、オーバーフローをどこにつけるか、給水ポンプのサイズ、ポンプの騒音、吐水口の設置高さや水量によっての落水の見え方や水撥ねの量などなど確認しておくことは山積みですが、ひとつづつテストをしながら確認していきます。

次にこちらはダイニングにつけるペンダントライトのテストサンプルです。

照明器具のサイズと想定のコード長さを100均ゴム製ボールとビニールひもで再現しています。

3Dパースで検討しているとはいえ、現場で検討すると思っているより低いなとか、もう少し高さ差を出したほうがいいかも、などいろいろ思うこともあり、いいバランスで決めることができました。

そして最後にこちらはペントハウスに設置する7本のペンダントライトのテストです。

ペントハウス階段に沿って、ランダムな高さで設置するので、こちらも3Dパースで検討した上で、実物サンプルを作って最終の位置とコード長さを決めています。

正直、普通はここまでサンプルを作ってテストしない場合がほとんどです。

ただ、机の上で考えて分からないことや不安に思うことは、やっぱり実際にやってみるのが一番です。

引き続き、クライントのたくさんの夢が詰まった家の完成に向けて、全力でサポートしていければと思います。