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神戸公共空間探訪

龍川です。

先日、用事があって久しぶりに神戸・三ノ宮に行ってきました。

三ノ宮には年に1、2度は行っているものの、ほとんど目的の場所に行くのみでしたので少しばかり散策。

私、神戸生まれながら、一番活動的な大学時代は福井県で過ごし、

その後就職と同時に大阪で暮らしていたこともあり、神戸・三ノ宮の街のイメージがほぼ高校時代で止まっています。

まず三ノ宮駅前に降りて、びっくり。

木々が生い茂り、小さな公園のようになっています。

後で調べてみると、六甲山系の植物を使っているそうで、

天気も良くとても気持ちよさそうな空間になっていました。

続いて、昔プロポーザルがあった「神戸市役所の1階ロビー空間」へ。

楕円形の椅子であり机でもあるような家具を設置されています。

市役所のホームページで示されていたイメージがこちらの写真だったので、椅子の数をかなり減らしていて違った印象でした。

おそらく設計者が思い描いていた使われ方とは少し違っているのではないかなと思います。

そこが公共物を設計する難しさでもあるのかなーと感じました。

最後に前から気になっていた「三宮フラッツ」へ。

地下広場空間に、万華鏡のような鏡面多面体の屋根をかけた空間です。

広場で演奏する場合の、音響反射板の役目にもなっているそうです。

地下広場から屋根を見上げると、地上の様子が反射しています。

階段はただ上り下りする機能だけでなく、半分がデッキになっており、腰掛けらる空間になっています。

子供が生まれたのを言い訳に、なかなか建物を見に行く機会が減ってましたが、

こうやってたまに探訪してわくわくするような空間体験をしなくてはいけないなと思いました。

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