杉本です。
和歌山県田辺市で進めている「宝来のスリーコートハウス」が上棟しました。

平屋で外部に窓を設けず、3つの中庭で光と風を取り込むつくりです。
新庄のスクエアコートハウスをご覧いただき、「中庭のある家を、また違う形で」とご依頼いただきました。


1枚目の写真は、一番大きな中庭。
ここは外で過ごすためというより、室内の明るさや視線の抜けを調整するための“見る庭”。
骨組みの段階でも、柔らかい光の入り方がよく分かります。
2枚目は、細長い「光庭」。
この部分は骨組みそのものをパーゴラとして設計しており、光の通り方をコントロールする役割があります。
隣家からの視線を調整しながら家の奥まで光を運ぶ、今回の家の中でも印象的な場所です。
3つ目のサービスコートは写真にはありませんが、水まわりに寄り添う小さな庭で、採光や換気に静かに効いてくれる存在です。
3つの庭がそれぞれの役割を果たし始め、骨組みの段階でもすでに空間のリズムが感じられます。
これからの仕上がりが楽しみです。


