杉本です。
昨日、和歌山での打合せの合間に
前から見たかった和歌の浦アート・キューブを見学して来ました。
和歌の浦は万葉集にも詠まれた古からの風光明媚なる地で、
近世においても天橋立に比肩する景勝地と言われていたそうです。
施設を簡単に説明すると・・・
多目的ホール、小ホール、アトリエ、スタジオ、カフェからなるアートコンプレックスです。
ホールの周りをL字に路地を取って、その他の棟を大屋根で繋いでいます。
日差しが熱い一日でしたが、大屋根の下にさわやかな風が吹いていました。
外観写真
劇場棟の着色コンクリート打ちっぱなしの仕上げ
素地銅版一文字葺
築10年ほど経って、設計者の意図通り銅板がいい感じに風合いが出てきています。
平日に訪れたので、人影はまばらでした。
次回はにぎわいのあるイベント時に訪れてみたいものです。