少し遅くなりましたが、みなさまあけましておめでとうございます。
龍川です。
年も明けて、あけぼののリノベーション計画も本格的にプランをつめていく段階になっています。
そこで現地調査-第二弾-に行ってきました。
前回の現地調査では前の住人の方がまだいらっしゃったので、
今回は前回見れなかった床下や天井懐、屋根裏まで調査して行きたいと思います。
室内は前回よりも物がなくなっており、改めて広々とした印象です。
大工さんにも来て頂き、前回見えなかった部分を確認して行きます。
まずは建物で重要な基礎部分です。畳をめくり床下に潜って確認です。
まだ築10年ということもあり、特に目立ったひび割れや欠けなどもなく、とても綺麗な状態でした。
また今回、現況図面には基礎図面や構造図が無かった為、図面をおこす作業が必要です。
実際に自分で床下に潜り、約50センチ程度の床下スペースを這いつくばって、写真を撮っては図面に記入を繰り返し、基礎の位置を確認していく作業はなかなか大変な作業でした。
当然、元小料理屋さんということもあり、這いつくばる私の横目には昆虫達が・・・(笑)
気を取り直し続いて、1階天井裏です。
基礎同様、梁もまだまだ綺麗な状態です。
1階は客間である広間や厨房といった大きな部屋があるので、
一般的な住宅より大きな梁が通っているなという印象です。
最後に2階屋根裏です。
大きな切妻屋根で勾配が5/10寸とあるので、屋根裏スペースはとても広々した印象です。
今回のプランでは2階のアトリエやダイニングスペースでは開放感を出す為に、この屋根裏スペースを一部吹抜けにして、梁や束を一部表しにしたいなと考えています。
さて今回の調査で見えなかった部分を確認することができました。
この結果を踏え、まずは現況図面をおこし、今のプランで不具合は無いかを確認していく作業になります。
このあたりが新築には無い、リノベーションの難しさでもあり面白さですね。
乞うご期待です。