龍川です。
新庄のスクエアコートハウスの内部造作工事が進んでいます。
新庄のスクエアコートハウスでは天井面に部屋を広く見せる様々な工夫を設けています。
LDKは中庭、パウダールーム&バスルームと一体的な空間として感じられるように、
中庭側を全面天井いっぱいのガラスの開口部にしています。
パウダールーム&バスルームの水廻りはプライバシーを考慮し、LDKとの壁の上部をガラス張りにする予定です。
これにより、LDKと水回りの天井が繋がっているように感じ、空間が広く感じる工夫をしています。
上部のガラス部分の構造上見える柱はアルミパネル巻とし、存在感を消しています。
こちらは主寝室の天井です。こちらも主寝室とウォークインクローゼットを間仕切る壁の上部を開けて空間の広がりを感じさせています。
また天井には間接照明を仕込むスリットとロールスクリーンを設けるスリットを設け、天井面をスッキリ見せる工夫をしています。
天井の納まりは平面図では現れず、一般の方が実際言われなければ、あまり気にしない所です。
だからこそより一層、天井面は設計者がクライアントにより良い空間のために配慮してあげたい場所だなと感じます。