杉本です。
先日、天気があまりに良かったので現場帰りに白浜に少し寄り道して帰りました。目的は前から見たかった南方熊楠記念館新館。
学校の設計で有名なシーラカンスという一風変わった名前の設計事務所がありまして、その代表の小嶋一浩さんが二年前お亡くなりになり遺作となった建物です。
南方熊楠と言えば、粘菌の研究などで有名な和歌山の生んだ偉人。
亜熱帯の植物のうっそうと茂る階段を上がると、建物エントランスがあります。
全体像はこんな感じ。
田辺湾に突き出た番所山の頂上に敷地は位置します。
奥にある四角の建物が旧館。手前の曲線の建物が新館。
フォルムは熊楠の研究した粘菌のような、白鯨が岬に打ち上げられたような形態をしています。
三層吹き抜けの上部から、自然光が注ぐ光井戸。
光井戸上部。
白浜で一番見晴らしのいい展望台。
エーゲ海のサントリー二島のような青い海と白い建物。
心地よいひとときを過ごせました。