地鎮祭から連休までは近隣家屋調査、隣地越境配管の移設工事等
や工事前下準備であっという間に過ぎて行きました。
GW明けよりようやくSMW工事が始まりました。
そういえばまだ概要をお伝えしてませんでしたね・・。
敷地は大阪市北区の淀川沿いに位置します。
建物規模は狭くて値段の高い土地を有効に使うため地下1階地上三階の四階建て。
川沿いの地下工事を伴う難易度の高い工事です。
去年の夏に行ったボーリングによると、地下水位はGL-2M。
地下2Mまでシルト、その下地下9Mまで砂質という地盤状況。
水がでることが容易に予想出来る状況で土留めは
SMW工法(ソイルセメントミキシングウォールの略)を選択しました。
GL-6Mまで、敷地一杯にソイルセメントとH型鋼の連続壁を建て込んで行きます。
土留め工期は2週間ですが想定よりも砂の締めがキツく思うように
作業が進みません・・。
なんとか今週一杯で終わらせたいところですが焦らせてもいけません。
たかだか土留めと思うかも知れませんが、土留めの精度によって防水と
地階の形状が決定する、やり直しの効かない非常に重要な工事です。
担当の樋口さんが丁寧な仕事をしてくれているので安心です。
引き続きよろしくお願い致します。m(_ _)m