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インビジブルクオリティー

梅雨独特の天気予報がころころと変わる中、
隙を見つけてB1耐圧盤コンクリートを打設します。









重要な地下躯体ですので、テストピースを採っての強度試験、塩分量、空気量、スランプを確認します。
配合報告通り固練りのコンクリートであることが確認できました。


川沿いの地下室の為、施工的に色々と難しいところもありますが、
現場監理を徹底することで施工中のケアレスミスを減らしていきます。
同じ図面を使って施工をしても、監理を徹底するかどうかで建物の質は
格段に差がつきます。地下のコンクリート躯体は特に仕上がってしまうと
同じに見えますが、本当は見えなくなる部分で質は決定しています。

設計事務所に仕事を頼むメリットはデザインを格好良くすることは当然として、
見えない部分で建物の質を高める所にあると言っても過言ではありません。
目に見えるデザインと目に見えない品質管理。
この両方に意味を見いだせる人には決して設計監理料は高くないはずです。

引き続き、地下躯体コンクリート型枠を止める為のアングルをレンペキH型鋼に
溶接する作業が進んで行きます。

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