シンクスタジオオフィス工事も終盤に入って来ました。
今日の話題は内装大工工事。
シンクスタジオ工事には木工事を得意とする工務店でもピカイチの大工さん井戸川さんに入って頂いています。
シンクスタジオの特徴としてよく指摘されるのが、通常の仕上げではない材料を好むところがあるようです。今回もその通りで、構造用合板(普通下地に使うもの)を仕上げに使っています。
空間構成としては2階寝室のボリュームをラーチ合板で仕上げ、合板のボックスを3層吹き抜けに浮かべています。
今回使った材料は様々な材料をサンプルをとって調べましたが、最終的にはインテリアラーチ合板の八ミリを使うことになりました。
東北からわざわざ取り寄せた合板を並べて貼り方を検討します。
なるべくラーチの柄が美しく続いて見えるように全数を写真に納め、パソコン上で貼り方を徹底的にスタディしました。
さらに難しいことに、出入り口の開口部があるのですが、その扉も同じ合板の柄を続けたいという設計者の希望?無理難題?を叶える為、監督さん、大工さん、建具屋さんとシンクスタジオが知恵と労力を振り絞ってどうすれば実現出来るかを一つ一つ話し合い、実現していきます。
みなさんの頑張りでコンセプト通りの「合板の浮かぶ箱」が素晴らしい出来に仕上がりました。苦労しただけに、ただの合板も私達にとっては大理石以上に貴重な存在です。仕上がりにシンクスタジオの裏番長も箱の上で満足そうにしています。
(足を投げ出している場所には、最終的には家具がつきますのでご心配なく。。)合板のコーナー納まりはこれまた大工泣かせの納まりになっています(笑)是非オープンハウスの時に井戸川大工の腕を確認しに来て下さい。
ここで少し早めですが、オープンハウスのお知らせをさせて頂きます。
今回は引越をすませて、家具も入った状態でのオープンハウスです。
「シンクスタジオオフィス」完成見学会のお知らせ
この度、シンクスタジオが3年がかりで設計監理を進めて参りました
「シンクスタジオオフィス」 が完成を迎えることになりました。
つきましては、下記の日程で見学会を行う運びとなりましたので、ご案内申し上げます。
シンクスタジオの思いが一杯に詰まった都市型住宅兼オフィスです。
淀川の素晴らしい眺望と狭い敷地を余すとこなく使い尽くした設計をお楽しみ下さい。
シンクスタジオ 代表 杉本清史
■日時 2008年
8月8日(金)(13:00〜19:00)
8月10日(日)(13:00〜19:00)
■場所 大阪市北区中津3-26-14
■交通 阪急中津駅より徒歩5分
■連絡先 シンクスタジオ (担当:杉本清史・宮田英輝)
TEL06-7493-1229
FAX06-7493-4075
E-Mail:office@syncstudio.jp
※FAX・メール等で連絡先、参加人数、氏名、住所をお知らせ下さい。
地図等の資料を送付致します。